PLUMEN

PLUMEN

まるで抽象彫刻のような審美的なフォルムをもつ PLUMEN 001。
存在感を持たせず、機能性のみとされる従来の電球型蛍光灯の概念を覆しました。
「世には溢れかえるほどの省エネランプが存在するが、プロダクトとして愛せるものがひとつもない」と感じていた
開発者のひとりHulgerのMichael-George Hemus は、光源自体の姿をデザインするという画期的なアイデアを思いつきました。

そこで、英国人デザイナーのSamuel Wilkinsonを起用し共同開発に取り組みました。
彼らは細かい修正を何度も繰り返し、効率よい光を放ち、あらゆる角度から見て美しいフォルムを完成させました。
2本の不規則な曲線の発光管をゆったりと知恵の輪状に絡ませた PLUMEN は、見る角度によってあたかもいくつもの形状が存在するかのような
不思議な感覚を起こさせます。

また、ランプシェードを必要としないため、光のバランスは綿密に計算されています。
色目は通常のCFLの電球色よりさらに赤く、 2.680ケルビンというより白熱球に近い色目を持たせました。
長い発光管に輝度を分散させることによって眺めていても目に残像として残ることはありません。
そして小ワットにより本体の発熱も手に取れる程度です。
つまり置く場所を選びません。
低く吊られていても、あるいはシェルフの上に置かれていても違和感なく溶けこむように光を放ちます。

PLUMENとは PLUM(羽衣)+ LUMEN(光束)による造語です。
鳥の羽のように美しくダイナミックなフォルムを持ち、それでいて包み込むような光を放つ、どこか古き良きランプを彷彿させるランプです。

価格：￥3,570（税込）

名称：PLUMEN 001 : LOW ENERGY LIGHT BULB
分類：電球型蛍光灯（CFL）　＊調光回路への使用不可
電気仕様：100V-50/60HZの日本仕様 (PSE適合品)
消費電力：11W
電気容量：0.19A
口金：E26
寸法：幅・奥行100 x 高さ192mm
重量：100g
平均寿命：白熱電球 8ヶ相当＝約8000時間
明るさ：白熱電球 50W相当＝680lm
色温度(光の赤さ)：電球色＝2680K

Hulger
2005年ロンドンにMichael-George HemusとNicolas Roopeの2人によって設立しました。
Skypeなどのインターネット電話や携帯電話、iPad用電話器など、斬新なデザインと高品質を兼ね備えたHulgerブランド開発で知られています。
2010年のPlumenの発表後は、ニューヨークのMoMAや、ロンドンのDesign Museum、Victoria and Albert museumで展示され、
また、Brit Insurance Design of the Year 2011の最優秀賞、D&AD Awards 2011にて最高賞であるBlack Pencil受賞等、
数々のデザイン賞を受賞し世界中のメディアの注目を集めました。
今後の商品開発にも大きな期待が寄せられています。

Samuel Wilkinson
Ravensboure College of Art & Designにて、家具およびプロダクトデザインを学び、在学中に様々なデザイン賞を受賞しました。
卒業後は、一流コンサルティング会社で大手航空会社や自動車メーカー、電機メーカーのプロジェクトに携わります。
2007年デザインスタジオを設立。
2010年にHulgerとのコラボレーションにてデザインしたPLUMEN 001で数々のデザイン賞を受賞しました。
彼のデザインに対する情熱は、フォルムや機能性に加えて新鮮でダイナミックなアプローチが垣間見られる彼の作品性によく表れています。